こんにちは!
ゆうです
友人とかと喋ってると、
「あの人に嫌われてるかもしれないんだよね…」
「もしかすると変な風に思われてるんじゃないか…」
みたいな、
自分が他の人にどう見られているか、
を気にしている人がすごく多いような気がします。
私も昔は気になってました。
いわゆる
「対人恐怖症」
ってやつです。
もしかして自分のこと嫌ってるんじゃないか
変な奴だと思われてるんじゃないか
嫌われないように頑張らなくちゃ
そんなことばっかり頭のなかに詰まっていました。
きっとおんなじように考えちゃう人はいっぱいいると思います。
私もおんなじです。
そんな私でも、
以前よりは少し人と接することは楽になっています
Contents
昔の自分はしゃべるのが嫌だった
昔、自分が中学生くらいの時だと、
人としゃべるのが本当に嫌でした。
まわりのテンションにもついていけない
どう喋ったら良いか分からない
それでもがむしゃらに振るまいました。
そして人と関わったあとには、
いつも
自分はどう思われてるんだろう
もしかして嫌われてるんじゃないか
何か不快な思いをさせてしまったんじゃないか
キモいやつだと思われてないか
そんな考えばかりが頭のなかをグルグルまわりました。
親でも兄弟でも幼なじみでも、
だれでも同じです。
人と関わるときには、
いつも
「不安」
これがくっついていました。
人から見られる…これって本当なのかな
人からどう見られているか不安
ずっと頭から消えないある日に、
ちょっと苦手な人と喋っていました。
「この人何か苦手やなぁ…」
って思いました。
きっとみんなもこの人のこと苦手なんだろうって
んん?
みんな?
みんなって誰やねん
その「みんな」に、
どう思われてるかが不安なんやろ
そのみんなが、ホンマに全員自分のことを考えてるんか?
いや逆に考えろ
自分は周りにいる「みんな」
全員のことを事細かに考えているか?
いや、考えてない
ってことは自分自身も、
他の人から見たら「みんな」のうちの1人にすぎないんじゃないかと。
つまり
他の人はあんまり自分に注目したり考えたり、
してないんじゃないだろうか。
その考えにたどり着いて、
とても心が軽くなりました。
自分のことをそんなに注目されてないだけなら、
あんまり他人の目は気にしなくていんだなって思いました。
圧倒的に足りないスキルがあった
他人からあまり見られていない
それだけで心が軽くなりました
でもそれだけで悩みは解決しませんでした。
その後に困ったのは、
どう接すれば良いのか、
ということです。
人と接するときにはほとんどの人は、
なんとなく接していると思います。
でも自分は頭が硬いので、なんとなくってのは難しいです。
そのために色んな本を読みましたよ。
いわゆるハウツー本ってやつです。
こういう本のおかげで、
自分は意識して人と円滑にコミュニケーションをすすめることができています。
今でも人としゃべるときには、
接し方をものすごく意識しますし、
人の振る舞いにものすごく気は使いますが、
それでもしゃべることにはあまり抵抗はありません。
対人恐怖症という病、心理学的には
私は対人恐怖症っていうのをこんな感じで体験してきました。
ココからは少し心理学のお話です。
まずそもそも「対人恐怖症」っていう病はですね、
日本にしかありません。
アメリカ精神医学会(APA)による、
精神疾患の分類と診断の手引、
通称DSMでは、
Taijinkyohusho(綴りが間違ってるかも…)
ってローマ字で書かれています。
対人恐怖症の独特の部分は、
自分の振る舞いで相手を悪い気分にしてしまったのではないか、
相手を害してしまったのではないか、
と考える部分です。
これは世間体というか、
人からどう見られるか、
これを気にする日本人独特の感覚ですかね。
そもそも人にメイワクをかけてるのか
じゃあココで一旦冷静に考えてみましょう
自分の振る舞いで相手が嫌な思いを本当にしているでしょうか。
最近の例だと、
LINEとかで既読になっているのに返信がない時
「何か変なこと送っちゃったかな…」
「もしかして嫌われてるのかな…」
なんて考えるかもしれないです。
私もよく考えちゃいます。
でも一旦冷静になって。
もしかしたら相手が既読はつけたけど、
今は返信できる余裕が無いのかもしれない。
既読はつけて、
返信をしたつもりで忘れているのかもしれない。
色んな可能性があります。
色んな可能性があるのに、
自分が悪い、
相手に嫌われている、
そういう可能性を選択してしまうようになっているようです。
ただ実際には、
そういう嫌われている、以外の可能性もいっぱいあって、
そんな簡単に嫌われたり、メイワクをかけていることは無いでしょう。
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2:6:2の法則
でも本当に嫌われていた…
そんなこともあるでしょう。
そこで一つ覚えて欲しい事があります。
それが、
2:6:2の法則
です
これは
2割の人には無条件に嫌われて
2割の人には無条件に好かれて
6割の人には振る舞いで好かれたり嫌われたりする
っていう法則です。
何が言いたいかというと、
100%全員の人に好かれるっていうのは無理だってことです。
絶対に自分のことを嫌う人が出てきます。
なので、
自分のことを嫌ってる人がいたとしても、
それはあくまで2割の人と出会っただけです、
2割の人が自分の身近にいたというだけです。
逆に考えましょう。
何をしても2割の人は自分のことを好いてくれます。
自分がどんなにダメでも
自分がどんなにメイワクをかけても
それでも自分のことを愛してくれます。
自分のことを無条件に嫌う人よりも、
自分のことを無条件に好いてくれる人に、
自分も愛を注ぐほうがよっぽど有益だと思います。
人にどう思われてるかってそんなに大事?
日本人は特に、
「他人からどのように評価されているか」
これを気にしているように感じます。
でも、
人から評価されるのってそんな大事ですか?
人が自分のことを、
ダメとか
馬鹿とか
そんな風に思っていたとしても、
本当に自分がダメで馬鹿だとは限りません。
それはあくまで、
その人のフィルターを通して見た場合の評価です。
そしてそれを聞いて、
自分が本当にダメで馬鹿だという「気分」になるだけです。
変わるのは気分だけで、
自分の根幹、つまりはアイデンティティは何も変わりません。
あなたは、あなたのままです
少し話は変わりますが、
「引き寄せの法則」でも言われています。
「他の人がやったりやらなかったりすることで、
君の幸せが決まるのかい?」
他の人が何を思おうが、
他の人が何を言おうが、
あなたは、あなたです。
それだけは誰にも変えられません
まとめ
この世界にはたくさんの人がいます。
そしてその中にあなたのことを無条件に好いてくれる人がいます。
みんなが自分のことを嫌っている…なんてのは嘘っぱちです。
どこぞの研究で「みんな」ってのは何人か?
を研究した結果、
「みんな」は平均6人らしいです。
そんな少しの人だけなんです。
そして他の人が何を言おうが、何を思おうが、
あなたは何も変わりません。
あなたは、あなただけです。