「マジックを種明かししたくないマジシャンの心理とは」

こんにちは!
ゆうです

私がマジックをしているとですね、
よくお客さんに言われるのが

「種明かししてよ!」

ってのです。

はっきり言ってですね、
マジシャンとしては種明かしはしたくないです。

理由としてはマジシャン目線のものもありますが、
何よりも、
お客さんの楽しみがなくなるからです。

なのでマジシャンがなぜ種明かしをしないのか、
私の考えをお話します。

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観る楽しみがなくなる!?

マジックのネタバレに関してはですね、
マジシャンの中でも色々な考え方があるのです。

自分としてはマジックのタネは明かさないことが重要だと考えています。
特にマジシャンがよく演じるようなタネに関しては、です。

たとえばスプーン曲げですが、タネの解説自体は動画を使えばできます。
しかし書くことで自分自身も演じているスプーン曲げのタネも明かしてしまうことになり、
お客さんへの感動が薄れることになります。

マジックはタネを隠しているからこそ楽しめるものであって、
タネを知るということは、マジックの現象という楽しみを失うことになります。

お客さんの態度も…

またお客さんにタネを明かすことによって、
お客さんは
「マジックの現象を楽しむ」

から

「マジックのタネを見破る」
に態度を変えてしまいます。

するとお客さんがタネを見破れないままでマジックを見終わった場合です。

前者の態度であれば、
「不思議で楽しかった!」
になります。

でも後者は
「見破れなくて悔しい」
になります。

マジックは相手を悔しがらせるものではなく、
エンターテイメントですので楽しませるものです。

なのでお客さんの楽しみを失わないためにもタネは明かさないのです。

他のもので例えると

料理で言うと、
美味しい牛肉を食べるのは良いと思います。

でもその牛肉を切り出した牛が、
どのように殺されて解体されたか、までを説明する必要はないのです。
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マジックはタネだけじゃ出来ない

一般の人によく誤解されるのですが、
マジックのタネは知ってるだけでは演じられないです。

例えば友達と旅行とかに行った時に、
夜みんなでトランプで遊んでると
「マジック出来るんだ!」って言ってマジックをやる人いますよね。

あのマジックってあんまり不思議じゃないんですよねー
でもマジックのタネの部分は、
自分たちマジシャンが演じてるものとほとんど一緒なんです。

じゃあ何でマジシャンが演じると不思議に見えるのかというと、
それはプレゼンテーション能力の違いです。
演じる力というか、不思議に魅せる力というか、
タネ以外の部分が凄く大きいんです。

それはただタネを知るだけじゃなくて、
間のとり方、体の角度、セリフ、タイミング、
など多くの部分を学ばなければ不思議に見えないんです。

まとめ

素人の人がタネを知っても、
演じることはできないし、
見る楽しみも失うし、
マジックに対する態度も変わります。

だからこそ、タネを公開することは好きではないんです。

でもタネ明かしする時もあります

でもマジシャンが種明かしするときもありますよ。

自分はいつも、
種明かし用のマジックを一つ用意してます。

これはタネの部分と、
演技の部分がひじょーに簡単で演じやすいので、
素人も方でもマジックの楽しみを味わってもらえる、
そういうマジックを解説するようにしています。

私の目的はマジックを楽しんでもらうってことですので。

まとめ

マジックの種明かしは、
マジシャンの共有財産が失われること、
お客さんの楽しみを失うこと、
こんなデメリットが有ります。

単純にイジワルで教えないようにしているわけじゃないですので…(;´∀`)

みなさまもマジックを見るときには是非とも楽しんでくださいね♪

ではまた次回!

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